11/6 トリートメントもない話

11/某

昼、リモートでインタビュー。ある楽器メーカーのサイトに掲載される予定。

以前はインタビューの現場というのは、会話の間が沈黙で弛緩することなく、丁々発止のやり取りで大盛りあがりになればそれが面白い原稿になる、と漠然と思っていたけど、最近別にそういうことでもないなと思った。用意した質問よりもその場でドライブしていく話題の方に「真相」がある、というように思っていたけど、それも違って、聞くべきことは聞いて、それに対してその場で考えてもらったことを時間をかけて喋ってもらい、なおかつぽろっとこぼした言葉も拾う、みたいなやり取りを経て、それをまとめていく……という感じ。結構な数の、インタビューの文字起こし的なバイトをした結果、当初の考えからそのようなスタンスに変わっていった。

大盛りあがりで丁々発止のやり取りをそのまま文章化したら面白くなる……というのは対談や鼎談ならあり得るのかも知れない。でも浅田彰と島田雅彦の対談本は『天使が通る』というタイトルで、フランスの慣用句で、会話が途切れて何となく沈黙が訪れることを「天使が通った」と言うそうで、二人の会話は実際そういう場面が多かったからこの書名にした、というようなことを言ってたしなー。あと沈黙と言えば村上龍のRyu’s Bar。村上龍がホストのトークバラエティなんだけど、テレビのテンポなら普通は切るような「間」もそのまま流してるやつ。まあでも会話というのは常に小政治だなーとここ数年はよく思います。

夜、燦庫でyoso軍団(仮称)のDJイベント。全体的に現在のUKっぽいノリの選曲。その後Luxで10年ぶりくらいに藤井さんとまともに長時間喋った。

11/某
夜、WAXGATE RECORDSのニ階で試験的に行われたDJイベント的な催しに顔出す。天草さんの有名どころからB級C級のニューウェイブと80’sアイドル歌謡、90’sテクノなどおっさんパワー爆発の選曲でたじろいだ。XTC – Science Friction(ンネンネンネンネ♪)やJames White & The Blacks – Contort Yourself(Remix)(最高。血液が一瞬で中学生になる)やトーキョーゲットープッシーや最後はボーンスリッピーもかかっていた。近年全く会わなくなってた昔お世話になった知り合いもいて面白かった。

11/某
本格的に寒くなる前にコート欲しいなーと思って見に行ったが、それより先に目についたスニーカーを買ってしまい、コートは次回にした。そして今日はジメッとした春の夜のような気候で微妙に蒸し暑い。暑いなら暑い!寒いなら寒い!はっきりして欲しい。もう秋晴れのちょうどいい気候とかは期待してません、地球に。

夜、Masaki Takashimaさんのライブ。新しいアルバムのリリースパーティ高松編。一音目からハッとするような音作りで引き込まれる。『読書感想文』で何回かある内の最初のピーク、ゲストを交えての演奏、多く喋りすぎないMC、全て素晴らしかった……。マサミさんは10年以上昔から知ってるけど、より一歩よく絡むようになったのはここ数年。音楽作ったりDJやったりするのも、各々の生活や人生があるので一概に「続けてること”だけ”が偉い」とは思わなくなったものの、それでも何年も一貫して続けている人はかなり少ないし、更にその上、音楽の内容もぐっとくるとなると、もう地元にはめちゃくちゃ少ない。Masamiさんはその数少ない一人。俺もがんばるぞ!と思ったけど、帰宅してからはスマホのゲームしかしなかった。でも面白かったから問題ないです。

Masaki Takashimaの新作の情報はこちら。このページの下の方に私によるMasamiさんへのインタビュー記事もあります。ぜひ

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