涼宮ハルヒの話、情報ラーメンの話、南米インディーの話

2月◯日
「涼宮ハルヒ20周年!」という広告を見て、アニメの放映当時、2ちゃんねるか何かで『朝比奈みくる、セフレにしたいアニメキャラNo.1!!』というスレが立っていたんだけど、2レス目が「どうせお前ら朝比奈みくるが相手だったら本気になっちゃうくせに」と書いてあって、めちゃくちゃ笑ったことがある。『ハルヒ』のストーリーはもうぼんやりとしか覚えていないけど、その書き込みはおそらくここから20年後でも覚えてると思う。多分スレッドを立てた奴もそれに書き込んだ奴もそんなこと覚えてないだろう。
最近はおたくの人の間では(そもそも最近はもう「おたくの人」みたいな感覚も相当薄まっているのだろう)アイドルとかアニメの可愛い子を見て「尊い」とか「エッッッ」と言うらしいけど、昔は「萌え~」って言ってたんですよね。Y2Kリバイバルみたいな話もあるけど「萌え~」はもう完全に聞かなくなったし、リバイバルもされないですよね。でも「萌え~」っていう響きが面白いなあと思って、今後言っていこうかなと思ってます。ちいかわ、萌え~。トーフビーツ、萌え~。ハーゲンダッツクリスピーサンド、萌え~。ディスクの鏡面がむき出しになってるタイプのジャケットデザインのCD、萌え~。何か自分が言ってると普通に「こういうおじさん」みたいになりそうで怖いかも。リバイバルというのは基本的に「一周目」の若者の特権なんで、二週目以降の人が「おっ、こういうのがまた来てるんだ。じゃあ……」と押入れの奥からゴソゴソ何か出してきた感じが目も当てられない状況、というのをよく見かけます。

2月16日
最近友達になったAくん(少年A的なやつでなく普通にイニシャルです)とラーメン屋へ。Aくんは東京の某ライブハウスで働いてたこともあり音楽にも詳しいけど、ラーメンにもうるさい男。ラーメン好きが高じて二郎でバイトしていたこともあるらしい。初めてのラーメン屋に行くと、メニューがどうとか麺がどうとかの前にまず、注文してから麺がゆであがるまでの時間を測ったり、厨房の収納スペースの工夫などを見たりするのがとにかくたまらなく楽しいらしい。
新しいラーメン屋が出来たらやっぱりオープンしてすぐ食べに行くの?と聞くと「いや、◯◯のサイトとか見て、まず店主の名前とか調べて、ああ□□家で修行してた人か。じゃあ行く価値ないな、とか判断しますね」とのこと。『ラーメン発見伝』という漫画で、主人公のライバルのラーメン業界人が「客はラーメンを食ってるんじゃない、情報を食ってるんだ」と、実際の味ではなく結局ラーメン評論家やブームの影響で店の評価は変わる、ということを喝破するシーンがネットでも有名ですが(「ラーメン発見伝 情報」で検索して下さい)「まさにあれですね。ほんと情報を食ってるんです」とのこと。最終的にこの日も「ここの情報うまいっすね」と、「ラーメン」を完全に「情報」と呼んでいた。まあでも自分もこと音楽となるとわりとそういう感じだなとも思った。ところで先述の『ラーメン発見伝』の「ラーメンじゃなく情報を食ってるんだ」というのは、そういう「情報を食ってる」人たちへの批判として引用される場面がほとんどだと思うが、別に1年365日毎日の3食のうち、たまに「情報」食ったって別に良くない?と思う。ネットで拾った漫画のひとコマをネットに貼って何か言った気になる暇があったら、今すぐ家族友達恋人と「情報」を食べに行け!きっとその「情報」はいつの日か「思い出」になることでしょう……。

2/某

DSPEというチリのアーティスト?めちゃめちゃいいと思うけどあんまり再生されていない。南米インディー調べると面白い曲ぼんぼん出てくるからやっぱり面白い。

TELESCOPIOSはアルゼンチンの4人組のバンド。ビデオもかっこいい。歌声にどことなくサイケ感もあっていい……
これはインディーじゃなくプロのスタジオミュージシャンとしてバリバリ長年やってるベテランのパーカッショニストですが。キップ・ハンラハンとルイ・ヴェガ両方のネットワークで仕事してる人っているのかな?と思って調べて出てきた。キップの現時点での最新作『Crescent Moon Waning』にも参加しているパーカッショニストの、ルイ・ヴェガプロデュースによるアルバム『Percussion Madness』アシッドジャズ風の雰囲気もあっていいです。

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