東京に引っ越します

めちゃ急ですが、6/10に香川から東京へ引っ越します!

何年か前から考えていたのですが、コロナなどもあり計画停滞しておりました所、去年バタバタッと東京に行く用事が連続してあり、毎回、新宿や渋谷や品川や恵比寿にと、賑やか過ぎて田舎者には楽しいけど疲れる街ばかりで……そんな中、入江陽さんの用事(入江さんの楽曲「鉄のハート」を私主演でMVを撮るという、不思議な仕事)で小平~調布というシブめの地帯に初めて降り立った所「駅降りて数歩で目に入るジジババとベンチの量がすごい(=住み心地良さそう)!ここなら住みたい。何とて調布は水木しげるゆかりの地……」という印象を得、もろもろ友人知人の皆様の協力を得、何とか物件が決まり、移り住むことができました(結局、実際に住むのは調布や小平ではないのですが)。

割と流れ流されて生きてきたような人間ですが、まあ一度は東京住むか~住むなら今の内か~やるしかねえか~と珍しく前のめりに決めました。バリバリ東京で仕事を増やして行きたいので、音楽制作、執筆、映像その他、何でもお任せ下さい!あとカレー屋、ラーメン、喫茶店の情報もお願いします!猛暑の夏の日中の喫茶店という空間が好き過ぎるので……。

香川にもちょくちょく帰って来ると思うので旧知の皆様方は引き続きよろしくお願いします。アスタラビスタの響きだけで強くなれる気がしたよ

プリンスのシンセサイザーを盗んだリック・ジェームス

最近知って面白かった話。リック・ジェームスの1980年のツアーに、まだ若き日のプリンスは前座として参加していた。アクの強いこの二人で上手くいくのか?と思ったらやはり険悪なムードになったようで(バックバンドのメンバー同士がリックを揶揄するようなちょっとした落書き?か何かをきっかけに軋轢が生じた……ということらしいけどこの辺り自動翻訳ではいまいちニュアンスが掴みきれない)その後リック・ジェームスは自伝やインタビューなどでたびたびプリンスについて「トレンチコートの下に女物の下着を履いてニューウェイブ・ロックを演奏して、ブーイングの嵐だった」「変態セックスの歌ばかり作ってる狂人」「マイク・パフォーマンスもリリックも俺のパクリ」と痛烈に罵倒しています。まあ、その後プリンスと大きく水を開けられた嫉妬もあると思いますが。

で、リック・ジェームスの代表曲”Super Freak”(MCハマーがサンプリングしたアレですね)のシンセは、このツアーの際に、プリンスが使っていたシンセを黙って拝借して……つまり盗んで、しかもプリンスが作った音色をそのまま弾いて録音した、という話。これを証言しているのがリックのバックバンドで、”Super Freak”収録のアルバム『Street Songs』にも参加しているヴォーカリストのティーナ・マリー。リック側の人間が言ってるのが信憑性ありますね。Discogsで調べると『Street Songs』で使われたシンセはThe Oberheim OB-Xで、プリンスもこの時期の自身のアルバムで使用しているので、恐らくコレでしょう。プリセットを保存できるような時代のものでもないので「プリンスが作った音色をそのまま使った」というのは、プリンスが鳴らしていたような音をマネしたという意味なのか、音色のメモみたいなものも盗んでいたのか(マメだ)いずれにせよ、言われてみれば確かに”Super Freak”のシンセはプリンスっぽい。

その後シンセは郵送にてプリンスに返却されたものの、メッセージカードには”Thanks,MF”の文字。My Friendの略ではなさそうですね~という。

話は冒頭に戻って、件のリックのツアーでプリンスが使っていたスタッフパスの画像が検索すると出てくるんですけど、役職の欄が自筆で”アーティスト/スター”前座なのに。まあ、この二人なら遅かれ早かれぶつかってたであろう気はしますね。

ちなみにプリンスがプロデュースしていたグループVanity 6のヴァニティことデニース・ウィリアムは、もともとプリンスより先にリック・ジェームスと知り合っていたようで、リックは「女性だけのコーラス・グループ、というアイディアも俺からのパクり」と主張していたそうです。リックのプロデュースした女性だけのグループはメアリー・ジェーン・ガールズ。

ラッパーのゴシップやビーフの話題ばかりヒートアップするの、端的にしんどい!無理!と言って、現実逃避するように、こうやって大昔の楽屋エピソード的なものを調べてるんですけど、結局これもゴシップじゃん、と自分に思わないでもないですが……まあ、自分が音楽を聴き始めたころはまだ、80年代って現在と地続きの感覚がありましたが、やはり段々普通にそういうのも薄れて来ましたね。プリンスとリック・ジェームスに至っては、両者とも亡くなり、もはや歴史の人物とすら感じます。

参考


https://pitchfork.com/features/from-the-pitchfork-review/9731-do-it-all-night-the-story-of-princes-dirty-mind/

https://faroutmagazine.co.uk/why-prince-and-rick-james-hated-each-other/

https://dangerousminds.net/comments/the_night_rick_james_almost_beat_up_prince

[Playlist] だるい春のための13曲

すっかり春ですね!と言いたい所ですが、全然スッキリしない天候の日ばかり、おまけに寒いし、どうなってるだ。ついに日本からは四季も無くなるのでしょうか。俳句ではなく短歌のブームが来てるのもそのせいでしょうか?

最初、春のための朗らかで陽気な曲ばかり集めたプレイリストを作っていたのですが、寒暖差があまりにも激しすぎるため、音楽だけでも穏やかに起伏無くただ流れるのみ……という感じで選曲しました。


Esteman & Daniela Spalla // Te Alejas Mas De Mi
コロンビア出身のシンガーソングライター、エステバン・マテウス・ウィリアムソンことエステマンと、スペインのシンガーであるダニエル・スパラによるデュエット。エステバンは大学で美術を学び、このクールなMVも自身の演出によるものだそうです。縛られてる二人が、互いを縛っているようで、縛られてる先は画面の外にあるのがいいですね。歌詞は当然のように、長く付き合ったカップルが別れる内容のようです。

Jamila Woods // Boundaries
シカゴ出身でチャンス・ザ・ラッパーの盟友としても知られるネオソウル系のシンガーの2022年作から。ちょっとバイレファンキっぽい軽快なリズムに、2:12のブレイクからの最後のフックが気持ちいい。日本のクラブ・ミュージックの中にあるボサノヴァって感じもある。

Valdes // TODO LO QUE HICIMOS.
アルゼンチンのエドゥ・ヴァルデスとパンチョ・ヴァルデスの兄弟バンド。この数年、南米系のインディーバンドいろいろ聴いてたけど、彼らが一番好きかも知れない。ファンク~ディスコの影響下にあって、バンドで4つ打ちをやってる人たちはいっぱいいるけど、彼らにはその中でも「ハウス」っぽさを一番感じる。博愛的なニュアンスというか。兄弟でやってるっていう所がデカいんだろうか。

Bekon // Cold as Ice
ケンドリック・ラマー『DAMN.』での実績で一躍名を馳せたダニエル・タネンバウムことベーコンのソロアルバム。これはリリースされた時、日本でも話題になっていたので詳細気になる方は調べていただければ。
ところでケンドリック・ラマーと彼のことについて調べてると『DAMN.』制作時のインタビューで、ビーコンが”ケンドリックが僕に言ったんだ。「世界をインスパイアする人をインスパイアしたいのか、世界をインスパイアしたいのか、どちらか決めなきゃいけないよ」と。僕は一週間考えて「両方だ」と答えたんだ”と発言しているものを見て、面白かった。ミュージシャンズ・ミュージシャン的な存在でありたいのか、それとも広く一般に人気の作品を創りたいのか、というようなニュアンスだろうか。

横田進 // blue sky and yellow sunflower
来年で没後10年になる、日本のテクノ・シーンを代表するアーティストの2004年作から。クラシック音楽のサンプリング&エレクトロニック化、というのはそれこそ『スウィッチト・オン・バッハ』の時代から現在に至るまで無数の作品がありますが、アルバム『Symbol』もそのラインで、これはライヒとドビュッシーのサンプリング(『月の光』『ナゴヤ・マリンバ』)何ならマッシュアップと言ってもいいんでしょうか。

Tatamimuse // A Letter to Me
畳・ミューズ?タタミムセ?ドイツはベルリン出身の日本人アーティストらしいのですが、まだあまり情報が無く……でも事前情報なくとも、とにかく聴けば食らうと思います。この曲以外もいいです。音響系/フォークトロニカを最初に聴いた時のフレッシュさを思い出すけど、2024年の響きもある……。

Arto Lindsay // Kamo(Dark Stripe)
これはもう、去年からずっと聴いてます。アート・リンゼイの2004年作。タイラー・ザ・クリエイター好きな人ならぐっと来るのでは。ところで先日”タイラー・ザ・クリエイターは渋谷系”というツイートを見かけて、膝を打ちましたね。

Luisito Quintero // Acid
キップ・ハンラハンの現時点での最新作『クレッセント・ムーン』に参加し、近年はチック・コリア+スティーブ・ガッド・バンドにも参加もしているベテランパーカッション奏者による2006年作で、マスターズ・アット・ワークのルイ・ヴェガがプロデュース。レイ・バレットのカバー。このアルバムをハウス・リミックスした『Percussion Madness Remixes』も最高です。ちなみにレイ・バレットはファニア・オールスターズでも有名ですが、ルイ・ヴェガの叔父さんもファニアのメンバーだった(シンガーのエクトル・ラボー)っていうのが面白いですね。

Sonia Possetti Quinteto // Bullanguera
ソニア・ポセッティは現代タンゴのピアニスト。ジャケットは素朴ですが(クラシックしかりジャズしかり、楽器奏者のリーダーアルバムはジャケットが「素朴」がち)内容は最高です。この曲も後半からのパーカッションの入り方とかシビれますね。YouTubeではオーケストラでやってるやつとか、ピアノとヴァイオリンだけの演奏とかも上がってます。

Cal Tjader // Ode To The Beat Generation
カル・ジェイダーはラテンジャズの代表的な存在で、西海岸のヴィブラフォン奏者。アシッドジャズの文脈でも再評価された人のはず、あまり詳しくないですが。「ビート世代に捧ぐ」という曲名は何なんだろう。バロウズもケルアックも、中南米での経験が作家として大きな影響を受けたとは思うけど。

Naßler & Schneider // Zwischenlandung
ドイツ人ギタリスト2名+同じくドイツ人ドラマーJörg Ritterによるアルバムから。

Feist // One Evening
やまがたすみこ // 雨の日曜日

最後はポップに。ファイストはカナダのシンガーソングライターで、この曲は世界的にヒットしたセカンド『Let It Die』から。チリー・ゴンザレスがプロデュースしてて、チリー・ゴンザレスがピアノで弾いてるバージョンもあります。やまがたすみこはフォークからシティポップにシフトした歌手で、この時期のライブ盤では大瀧詠一~ムーンライダーズが参加してるようです。聴いてみたい。


クレミア、もり中華、eイヤホン

4月某日
入江さんが香川に。数時間の滞在ながら、駅の立ち食い寿司、喫茶店でアイス(クレミアっていうソフトクリーム知ってます?上手すぎます)をご馳走になる。入江さんを送って夜、Taishijiと中華、その後Lux。まる一日誰かと喋ってる日になった。こういう日を増やしたい。深夜、たまたま目にした上沼恵美子のこのインタビュー記事を読んで、食らった。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6498115

4月某日
3組のゲスト・アーティストが出演するとあるイベントに行ったら、その中で知名度的には一番低いアーティスト(普通に音楽の内容は素晴らしい)が出る際、あまり盛り上がっておらず、そこまでは理解できるんだけど、盛り上がってはいない(歓声はあがらない)けどスマホで録画している若者は多く、今っぽい状況だなーと思った。好きなアーティストではないしよく知らないけど、そこそこ有名らしいしせっかくライブに来たなら一応カメラは回しておこう、というような。何なら「まったく撮影しないのも失礼かも」という心遣いなのかも知れない。中高年向けのトークイベントとかでもこういう場面見かけるので、若者だけの現象ということでもなく、スマホやSNSの影響で全世代的にライブとかイベントといったものの見方が変わったんだろうな……というようなことは、別に多分もう何年も前から言われてたんだろうけど、コロナ以降で久しぶりにそういう場面を目の当たりにして、実感したのでした。

4月某日
諸用で一泊二日だけ東京へ。またも入江さんと合流、お世話になりっぱなし。入江さんが一時期よく行っていたという高円寺「もり中華」へ。”ちゃん系”というタイプのつけ麺を食べた。思ったより量が多かった上に、注文のルールがよくわからないままライスまで頼んでしまい、食後しばし絶句状態に。入江さんはライス1に対してきゅうりの漬物2のごはんとおかずが逆転したパラドックス丼をしていた。

帰る日は秋葉原eイヤホンに。5階建て+別館1フロアーのビルすべてがイヤホン・ヘッドホンの専門店というすごい場所。こういう所はやっぱり東京ならではだなーと思う。制作用のヘッドホンはもう何年も、定番のSONYの赤線を使っていたけど、ここらで違うのも試したくなってきたので、その下見。FOSTEXのT50RPmk3gというのが一番気になった。ほか、近くのハードオフ、レコファンでCDや古雑誌いくつか購入、駅近くのラーメン屋「武将屋 外伝」で昼食。夕方に飛行機、香川へ。

4月某日
一泊二日のうち、ほとんどが移動時間だった東京遠征が思ったよりダメージ来て、半日ゾンビ状態で過ごした。ほぼ何も仕事せず終了。

無題

亀川千代の訃報をSNSで知り、しばし放心。療養中という話は何かで見たけど、ただただ驚いた。とりあえず、ゆらゆら帝国の過去のアルバムをいろいろ聴いたり、昔のインタビューなどを読んでみる。

ふと、自分が17,8歳くらいの時に出会った、Fというギタリストのことを思い出した。Fは確かその時で20代前半だったと思う。ノイズとかハードコアのバンドが出るライブで、たまたま知り合った。良き兄貴分のFに自分はかわいがってもらって……という話ではなく、ものすごくトガった人で、とにかく喋りづらかった。阿部薫やその時代の「アングラ」なミュージシャンを神として崇拝しており、会話していてクスリとも笑わず、こちらが何かバンドやミュージシャンの名前を出すと「YMO?坂本龍一?何が面白いの、ああいうの」「そもそも僕はテクノとか打ち込みを認めてないんで」「というか、70年代より後の音楽って基本的に聴かないんで」という調子で、ライブハウスってやっぱこういう人がいるんだな~とびっくりしたけど、後にも先にもここまでその世界に「入れ込んでる」人と出会ったのは、この時ぐらいだ。

結局、その人とは一回だけスタジオに入って(なんで入ったんだ?なぜか自分はその時ドラムを叩いたが、ひとしきり叩いた後「ドラムというものを初めて見た赤ん坊のように叩いてほしい」と言われ、もうあかんわと思い「赤ちゃんはドラム叩かないんじゃないですかね~」と返してその場は解散となった。今だったら「はいはい、赤ちゃんプレイね、いいですよよやりますよ、バブバブ、おっぱい、お小遣い、おっぱい、お小遣い」と機嫌よくリアクションできます、大人だから)その後全く絡むことはなかったが、自分がこの人のことをたまに思い出すのは、この人がその後亡くなったから。しかもその訃報を意外な人から聞いたのと、風の噂でその後のFはそこそこ「アングラ」な世界で認められつつあったらしいのもあり、何となくFのことは忘れなくなってる。なんかふわっとした感じの文章ですが、もったいぶって隠してる訳でもなくただ個人的な話で煩雑なので、このくらいの描写で許して下さい。とにかく、なんか強烈にトガってる人と一瞬だけ人生が交差して、その後知らない間に亡くなった、というだけの話です。

で、なんで亀川千代の訃報からFのことを思い出したかというと、先述のようにトガりまくった音楽センスをご披露してくれたFに、ゆらゆら帝国の名前を出すと「一番最近の『Sweet Spot』には一曲だけいいのが入ってる。あとは聴かなくていい」と言っていたからでした。その一曲っていうのが何なのか、『空洞です』は聴いたのか、とか、思わなくもない。あと坂本慎太郎のソロ……が世に出たしたころには、Fはもう亡くなってたと思う。Fを思い出しても別に当時のようにムカつきもしないし、かと言って「彼も悪い奴じゃなかったんだろうなあ、乾杯(チアー)」と寛容な気持ちになることもなく、ただただ「あいつって何だったんだろうなー」という気持ちで私は生きてる。

ベーシストとして、となるとやっぱり初期のこういう曲を選びたくなるけど、後期の「あえて抵抗しない」のベースとかもカッコいいしなー。合掌

あっさりと花見

4月某日
春日川沿いの桜を見に行った。葉桜になりかけていたけど綺麗だったし、ベンチが多く、サッカーしているおじさん達や川に向かってコントラバスを弾いている若者などがいて、非常に良かった。知らない場所や土地に行くと、まずベンチの数や、じいさんばあさん~若者など、人の「種類」の多さが気になる。基本的に多いほど良い。こういう場所が近所にあるのと無いのとでだいぶ心の持ちようが違うと思った。その後アパッチ夫婦宅で鍋。90年代の懐かしCMや、ガチンコラーメン道の映像を観て盛り上がる。

4月某日
NHK「Last Days 坂本龍一 最期の日々」観る。と言いつつ、かなりスキップしながら観た。意義深い番組だとは思うが、自分にとっては今のところ観なくてもいいように思う。坂本龍一にあんまり興味ない方が観れるだろうなと思った(自分の性格の場合、であり、これを観てる人が坂本龍一に興味ない人、ということではなく)ただ、細野晴臣が「(自分たちの年齢でも)YMOにしたって、音楽的にやれることはまだまだいくらもであるのに」というようなことを言っていたのが印象的だった。
ちなみにNHKでは先日、過去のライブ番組の再放送もしていたんだけど、そのライブというのが1987年のNEO GEOツアーのもので、もう一番ギンギンの頃というか、凄い肩パットと色のスーツを来て、拳を振り上げて「ロック」なパフォーマンスをしている時期のライブなので「坂本龍一ってどんな人?ピアニスト?」という若者の目にどう映ったのか気になる所。

4月某日
知人から「TikTokで流行りそうな曲を全力で作ろうと思う」と連絡が来、TikTokで流行ってる曲の話をしたが、互いにあまり知らなかった。
TikTokで流行った曲と言えば『全方向美少女』は、めちゃくちゃ良かった。インタビューで「TikTokで流行るために、歌詞も曲の長さもこういう風に工夫した」というような話をしていて、それもクールだった。そういう野生のアルチザン的な意識や実際の曲調などがどことなくピチカート・ファイヴっぽいよなーと思う。今、ピチカート・ファイヴがこの時代に活動していたら、全力でTikTokヒットを狙いに来るだろうなーとよく思う。ストリーミングの影響でイントロの長い曲やギターソロが敬遠され、曲の長さが短くなりつつあるという話が、嘆かわしいといった様子で語られる場面がこの数年増えているが、こと「ポップ(ス)」を作ることにこだわっている人にとっては、面白い時代なのかもなーと思うんですが、どうなんでしょうか。


ところで『全方向美少女』や『可愛くてごめん』『うっせぇわ』などの歌詞には「私のことは”他人の評価を気にしない人”と評価してください」というような欲望が共通している気がする。人目を気にしないと言いつつ、実際は気になってしょうがないというのは、時代の感覚であり、すなわち普遍的な感覚であるような気がする。

寺へ…

3月某日
「あの素晴らしい愛をもう一度」「帰ってきたヨッパライ」「悲しくてやりきれない」などの曲で知られるフォーク・クルセダーズの、そして精神科医で著述家でもある北山修氏が、称讃寺という香川の南の方にあるお寺で講演を行うということで、これは行かねばなるまいということで参加した。と言っても諸用あり、二部構成のうち前半はまったく聞けず、講演の後半と、住職との対話のみ参加。

講演は『「むなしさ」の味わい方』というテーマで行われ(近著が同名のタイトルらしい)「むなしい」という言葉の語源、現代に広がる様々なむなしさの正体、そしてそれをどのように受け止めて生きていくか、というような内容。民話「鶴の恩返し」から鴨居玲まで、日本の民話や芸術の中に見る「むなしさ」を例に出しながら、

印象に残ったのは、やはり音楽についての話で、とりわけ「歌」について語っていたくだりで「歌、というのは、本来はたった一人とか、ごく少数の友人らに向けて歌うもの」「『帰ってきたヨッパライ』だって予想外にヒットをしてしまったけど、自分たちはごく少数のファンや仲間内で聴かれればいいと思っていた」「歌をちゃんと人に聴かせようと思って、ちゃんと聴いている人に届くであろう人数は、今このお寺にいる人たちくらいから、せいぜい300人くらいが限界」というようなことを言っていた。他にもいろいろあったけど、あまり公開で書くのもあれなので、割愛。

ところで会場の寺は家から10キロ離れた場所にあり、天気いいし春休み少年ガッツで自転車で向かうことにし、まあ余裕でしょと難なく往復で帰ってきたが(川沿いの自転車道を走ると、春の羽虫羽蟻たちにブチ当たりまくった)、夜になってから体が鉛のように重たくなり、布団で身動きが取れなくなった。自転車の疲労は遅効性でやってくる。

CDプレイヤーを買った話

この半年くらいであんまり機材買わなくなった。昨年夏にSherman Filterbank 2を買ってから、ひとつ憑き物が落ちたというか(思えば2020年のステイホーム期間あたりから、何かしら機材機材機材買わねばという謎の衝動がずっと続いてたと思う。まあ安いものばっかりですが)結局モノが欲しいんじゃなくてモノを欲しがってる時間が好きなんだな、ということに急に気づいて、以前ほどサウンドハウスやオークションを見る時間がパタッと減った。

まあそう言いつつ、細かいガジェット系のものはちょくちょく買ってしまうのですが。で、最近買ったものの中で一番「これは!」と膝を打ったのがこちらです、km5のInstant Disk Audio CP-2でございます。USB充電タイプのポータブルCDプレイヤー、スピーカー付き。スピーカーのないCP-1とも悩みましたが、Bluetoothでイヤホンなり何なりにいちいち繋がなくていいこっちのタイプが自分には合ってた。

なんでCD?レコードならまだわかるけど。と言われるかも知れませんが、そう、そりゃレコードの方がカッコいいですよ。デカいし黒いし、音楽機材というか「家具」としての存在感がありますよね。でも自分は世代的にもずっとCDの方が身近だし、あのメディアとしての光沢感とか(なんとてあのプラスチックの入れ物は『ジュエルケース』と呼ばれているのです)レコードよりもフェティッシュにそそられるんですなー。レコードよりコンパクトで場所取らないのも、日本のブルージーな住宅環境にもぴったり。

当初は、中高生のころ部屋で使っていたCDラジカセのようなものを中古で探していたのですが、ジャンクばかりで手頃な完動品が見つからず、現行品は実用性重視でデザイン的にそそられるものが少なく、悩んでいる時に見つかったこれを勢いで購入。回転する盤面が見える所もいいし、何よりこのサイズ感なので部屋のそのへんに転がしておいたり(踏まないように注意)外に持ち出せるのも嬉しい。

音楽聴くだけなら当然パソコンなりスマホなりで全然事足りる訳ですが、パソコンやスマホから切り離されたシステムで音楽聴くのってこんなにイイ感じだったっけ?と今さら再確認しました。結局ストリーミングで聴いてると何となくそのままスマホ触りだしちゃうんですけど、これだと本当に流しっぱでぼーっと出来る。昨年からチマチマ集めてるAmerican Clave中心にラテン系のCDや坂本龍一のピアノ曲だけのやつ(BTTBとかね)とかかけてダラッと天井とか見てると、しみじみいい気分です。これからの時期、公園とか花見で持ち運んでももいいでしょうね。

あとこれをサンプラーに繋いでCDからサンプリングしてちまちまトラックメイクというかループ作る作業とかも、かなりガジェットで遊んでる感じ出て楽しい。これでトラック作ってる様子とかもその内動画とか文章にまとめたい。

めちゃくちゃ絶賛してるけど別にメーカーとかからお金貰ってないです、くれるなら貰います。額にPRと刺青を彫ります。

日記のタイトルを考えるのが毎回面倒くさくてそれで日記書くこと自体サボってしまう

3月某日
たまたま街中でSくんと出会い、今日休みだというのでそのまま喫茶店へ。田町のmellowbeats.へ。この日、数時間前に通った時には行列が出来ていて、自分たちが入った午後3時過ぎでもカウンターしか空いておらず、相変わらずの人気店だった。「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という言葉を考えたのって江戸時代のキモオタクなんだろうなと常々思ってる私ですが、冬から春のおしゃれに移り変わる女性たちで溢れるこの時期の街の中にいると、キモオタク大いに結構という気持ちになる。そんな女性たちばかりのmellowbeats.のステキな店内の真ん中を、私とSくんの黒ずくめ大男二人が鎮座し、ひたすら喋り倒す暮春の午後。
Sくんはコロナ前に知り合い、その後イベントなどでたまに会うと立ち話程度に喋り、SNSなどでもたまにやり取りするけど、腰を据えて喋ったのは初めてだった。坂本龍一を始めYMO周辺の音楽、平成の懐かしマンガから現代アートなど、同世代の「サブカル」の話で大いに盛り上がる。一通り喋った後帰り際Sくんがポツリと「いやー、小鉄さんとは高校生の頃とかに出会いたかったですね」と一言。告白か?まあ悪い気分ではないですが。
ハウスDJのDoc Martinがインタビューで、多分若手DJに向けてのアドヴァイスだったと思うけど「DJを始める前から知っている友達を大事にしろ」というようなことを言っていて、読んだ当時は特に何も思わなかったけど、近年意識するようになった。ものすごく当たり前の話ですが、10代からの友達、学生時代からの友達、という存在が、30代になって増えることはない。減ることはある(これは恐ろしい)。人前で音楽をやったり、イベントを企画したりしていると、出会う人は増える。知り合いは増える。しかし「友達」と言える関係を築くのは年々難しくなってるような気がする。TOMOVSKY「ムカシミタイニハアソベナイ」の歌詞を全文引用したいけど、コピペできるサイトが無かったので、後で検索してみて下さい。

3月某日
週末、ちゃゆうに誘われてノープラン市内散策、流れで峰山へ。はっきりと風が冷たい、ということ以外は非常にあいまいな天候で、晴れたと思えば柔らかい雨が振り、一瞬だがみぞれも降り始める。しかし傘刺して山頂へ。サンプラーで鳴らしたようにデフォルトなウグイスの鳴き声も聞こえつつ、山頂に付いた瞬間に晴れ、文字通り晴れがましい気分に。豊島、女木島、小豆島、瀬戸内の島の合間の、水平線の向こうに岡山まで見えるほどすっきりした見晴らしで良かった。あまりにも爽やかな陽射しを浴びながら「▓▓▓▓の▓▓▓ってその前は▓▓▓▓▓と付き合ってて、▓▓▓▓▓が言ってる▓▓っていうのが実はその人をモデルにした▓▓なんだって」というような話を延々する。
下山中、ちゃゆうに急に「小鉄さんって、結構いろいろあった人じゃないですか?けどあんまりその苦労を表に出さずに色々やってて、そこが偉いですね」というようなことを言われ、こういうことはごくたまに身近な人から言われるけど、どう返答しても、勿体ぶったような、説教臭い、それでいて言い訳のような言葉になりそうで、曖昧に「まあ、そうかも、そう見えてたら、多分そうですね」みたいな、何も言ってないのと同じ状態になってしまう。

3月某日
Aくんが日曜だがビールの店に立ってると聞き、アパッチと共に顔を出す(この日記はイニシャルで伏せられてる人とそうでない人がいるけど、概ねDJとかラッパーとか『芸名』のある人は出してる気がします)。店は自宅から4~5kmほどで、Googleマップに寄れば徒歩だと1時間弱とのこと。せっかくだし歩くか……とウォーキングで向かう。最近足腰鍛えたくて、よく歩いてるんです。プランクもやってます。
初対面同士だがAくん、アパッチとも盛り上がり、途中からSくんもインスタを見てやって来たり、たまたま隣の回転寿司屋にいたOさんもやって来て、何でもないが故に最高の日曜の午後という感じで微炭酸的に低刺激の楽しい時間が過ぎていった。帰りも当然徒歩。夕食時に帰宅したが、たまにやってくる抗いようのない睡魔に襲われ、着の身着のまま3時間くらい寝てた。ビールと徒歩が効いたっぽい。自分は生まれた時からずっと寝つきが悪いが、一瞬で爆睡したい時は、とにかく運動した後深酒すればバタンと寝れるのかも知れない。なんかでも身体に悪そう。自分は長生きに全く興味がなく、やるべきことやったらさっさと死にたい(かわかつ先生のnoteのマネ。でもやるべきことって何?脱税?)と思ってるけど、健康ではありたいのです。健康健康健康!健康と書いた紙を天井に貼って寝る時ににらみ付けながら布団に入っています。

またラップ聴いてる話


自分にとって2020年以降、コロナの最中、聴く音楽の変化で顕著だったのが、現行の日本語ラップをあまり聴かなくなったこと。昔から聴いてる、本当に好きな一部のラッパー(OMSBとかECDとか)だとか、知り合いの作品はともかく、シーンの潮流、話題作といったものに、SNSで流れる「情報」として目に留めても、以前ほど面白がって聴く場面が減っていた。

SNSの「情報」……ということで言えば、70年年代とか80年代の音楽で名盤とされているもの、もしくはジャズとかクラシックとか、そういうものにもまだ聴いていないものが山ほどある中で、毎週のように話題作がリリースされ「これは今年の年間ベスト級だ」「キャリアを更新した」とか何とか、音楽が紹介されているのにも何となく疲れてしまった、というのもあります。音楽に限らず自分がエンターテイメントに求めるものって、ダラッとリラックスした状態で見れて、それでいて見続けると人生とか人間の哀しさ・愚かしさ・愛おしさみたいなものがチラッと垣間見えるような瞬間で(バキ童チャンネルもそういう目で見ている)もちろんアーティストとして一世一代・本気の真剣勝負の作品が見たい時もあるけど、そういうのはこっちも見るのに体力使う訳で、それが次々にリリースされると、聴く前から疲れてしまう。芸人という分野に対するリスペクトはあるけど、なんでヘラヘラ笑いたくて見てるのに、知らない人の人生の決定的瞬間をハラハラしながら見せられるんだろう……と思って賞レース番組観れないのと自分の中では一緒の理由ですね。

ちょうどステイホーム期間中の暇つぶしで、GROOVEやRemixなど2000年代の音楽雑誌をひたすらメルカリで買って読んでると、2007年に中原昌也がインタビューで、K-Bombの凄さを一通り語った後の段で、ヒップホップ(に限らずいろんな場面を想定していると思うけど)シーンについて「男同士で無難なことをやって、かっこつけてればいいって人ばかりでしょ」と言っていて、これ凄くわかるな~と思いました。まあこれは地元のヒップホップ・シーンとかでも感じる(地元の知り合いなんて誰もこの日記とか見てないでしょう、という体で書いてる。見てたら「見たよ!」と話しかけてください。あいまいに笑います)し、でも日々の労働の合間に仲間内でワイワイやって楽しいこれで充分、っていうのこそ本来的なB-Boyの姿なのかもな、とも思うし、微妙な所です。

あとコロナに関係なく、自分が30代になったというのもあり、ラッパーの、自分よりかなり若い人の「金、車、クスリ」みたいな話を聞くのがだいぶキツくなってしまった、というのが何よりデカいかも知れない。いやでもクスリに関してはちょっと違うな……これは後の方で書きます。

で、このままでは今年一番聴いた日本語ラップがバキバキ童貞チャンネルのEDになってしまう、という時期を経て、最近は「ああ、日本のラップでも頑張ってる人、面白い人ってやっぱりまだまだいるんだ」とまた素直に思える場面が増えました。そもそも自分が久しぶりにラップの曲を作った(今月配信します)ということもあり、改めてSpotifyとかで聴いてたら好きな曲が結構あった……という感じです。

Elle Teresa / 平気
さっき書いたことと矛盾しますが、それこそTwitterの「ラップご意見番」的な人たちの間で「最近のテレサは凄い」と評判だったので、聴いてみたら、確かにめちゃくちゃ良かった。母音を略する時とそうでない時の使い分けだったり、韻とユーモラスな言葉選び(「隠れてやってるクスリ/ミニにタコ」「一人でいる時さみしい/まるで日持ちしない刺し身」)、鞄やポーチの中身を見せられてるようなリアル過ぎる情景描写とか、最終的には凄くポップになってる所もすごい。Deech × Lil’Yukichiの客演曲”Yap Yap”も良かったけど、このつい最近出た『SUKI』EPはどの曲もイイ……。

Minchanbaby&Rhymetube / Yeah feat.FARMHOUSE
2022年リリースで、それこそあんまりラップ聴かなくなってた頃にリリースされてたので、全然ちゃんと聴いてなかった。改めて過去作から聴き直してる時に聴いてみたら、凄く良かった。自分は小学生の時から、”若者”に「頑張ろう」的なことを歌われるのが嫌いでしょうがなくて(これははっきり覚えてて、小学生の時に保険会社か何かのCMソングでジェネリックの「ゆず」みたいなフォークデュオが「人生まだまだこれからさ♪」と歌っているのを見て、乳歯の残った口から『ケッ』と画面にツバ吐いていた)でもMinchanbabyのようにキャリアもある大人で、色々あったんだろうな、という人からこういうことを歌われると、素直に元気が出る。

こしのかんばい / シラフのうちに feat.SPRA
山仁 / 君が世

先ほど「酒、車、クスリ」の内「クスリ」だけはちょっと例外と書いたのは、「酒、車」はそれがテーマに選ばれた時点で、ボースト=マッチョな歌になることがほぼ決まってるけど「クスリ」に関してはむしろ逆の、人が生きていく哀しさや愚かさ、マッチョとは真逆の「弱さ」のある歌を誘発するテーマだと思ってて、そこが好きだ。ずっと強がっていないといけないという弱さ、弱みを人前に曝け出せるという強さ、というようなことを早川義夫が書いてたけど、クスリについてこういう風に歌える人にはそういう意味での「強さ」があるなーと思う。

e5 / Luv In Grave
で、弱みということで言うと、恋愛のラップ、それも一方的な片思いとか失恋の内容だと、一気に「弱みを見せる」内容になってぐっとくる曲が多い気が。どうしても男性のラッパーより女性のラッパーの方が圧倒的に恋愛の歌が多いので、自ずと女性のラッパーの曲に比重が増える……90年代から2000年代にかけては、男性のラッパーがラブソングを書くことは「セルアウト」と見なされバカにされていた過去がある訳ですね。じゃあ今はそういう価値観は無くなったのか?というとこれがそもそも「セルアウト」という概念自体の方が無くなって、でも男性のラブソングは別に増えていない、という気がします。もっと男性による情けないラブソングが増えてほしいんですが。わりと世の中がそこから変わっていく気がする。で、この曲、中村一義の歌みたいに、歌詞の半分くらいは歌詞情報を見てやっと理解できるくらい、発音も譜割りもかなり壊してる(こういう音楽的な響きのために文章/言葉としての意味が伝わらなくなるくらい発声を壊す手法、名前があると便利そう)んですけど、そのぐちゃぐちゃな感じが、愛が失われていく過程で情緒が壊れてく様子と感応しててそこがいいなーと思います。

Neibiss / Looking 4u
OGGYWEST / 牛久

神戸のラップ・デュオNeibissのアルバムも良かった。初期FPM~AKAKAGE~RIP SLYMEなど、90年代末の日本のクラブミュージック(TSUTAYA等ではこの辺りとピチカート・ファイヴや電気グルーヴ、中田ヤスタカなどをひっくるめて”J-CLUB”というジャンルの棚に入れられており、そういうのを5枚で1000円レンタルでチマチマ借りていた日々がありました)っぽいボサノヴァやラテン・ブレイクビーツのサンプルを切り貼りしたナイスなセンスのトラックメイクに、絶妙に力のヌケた、それでいてキメる時はキメるラップが素晴らしい。Neibissの自分の印象は、Die, No Ties, Flyとの共演曲「明るい夜」を聴いて、ベテランながらまだまだフレッシュであろうとするDie, No Ties, Flyサイドに対して、逆に、早く大人(ベテラン)になりたいヤング=Neibissという図が自分の中で出来てて、まあ、趣味良い若者は常に老成を目指すという。
そのDie, No Ties, FlyのLEXUZ YENがYOUNG KYUNと組んでいるOGGYWESTの方は西荻を拠点に、近年コンスタントに作品をリリースしてる二人組。30男の焦燥感、メランコリックがユーモラスに歌われてて、同世代として非常にアツくなる……この「牛久」はとりわけ、冒頭からYAMAANさんの名前が出てくるし、日記のように具体的な内容でしみじみとエモく親近感湧く。OGGYWESTもNeibissも知り合いなので、知り合いだからホメるのか?と言われそうですが、そもそも自分は最終的に「自分の音楽と友達の音楽、あとは自分が生まれる前の時代の音楽しか聴いてない」くらいの状態になりたいので、身内ノリと言われようともガンガンホメていきます。